ワット・マハーブットの続き。
メー・ナークの伝説は何度も映画化されているほど有名らしい。
映画の紹介文より引用↓
「メー・ナーク・プラカノーン(Mae Nark Phrakanong/แม่นากพระโขนง)」の伝説は、タイで最も有名な伝説のひとつで、タイ人で知らない人はいないと言われているくらいだ。口頭伝承により伝わっているものなので、そのストーリーの内容にはさまざまな相違点がある。そして、多くの人々が本当にあったことだと信じてもいる。内容はただのホラー伝説ではなく、夫婦愛の物語、仏教の物語でもある。「メー・ナーク・プラカノーン」とは、「プラカノーンのナークお母さん」という意味だ。
チャクリー王朝(1782-1932)初期のお話。
村長の娘であるナークは村長の庭師として働いていたマークと恋人関係になります。それを知った村長は激怒。庭師のマークをナークから遠ざけ、ナークと金持ちの中国人との縁談を勝手に進めていきます。それを知ったナークはマークと駆け落ちをして結婚します。
ナークは妊娠しますが、その妊娠中にマークは徴兵されて村を出ていきます。ナークは産気づきますが、難産でお腹の子供といっしょに死亡。村人によって手厚く葬られます。
その後、ナークとその子供は幽霊になり、戦場から帰ってきたマークといっしょに生活を始めます。ナークが幽霊であることに気付いていないマークに村人は「あれは幽霊で呪い殺される」と忠告しますが、彼は聞く耳をもちません。
しかし、ある日、マークはナークが地面に落ちた物を拾うのに尋常でないほど手を長く伸ばしたのを見てようやく幽霊であることに気付きます。ワット・マハーブットの僧に助けを求めに行きますが、そうしている間にナークは凶暴化して村人を次々と呪い殺していきます。が、最後は霊感の強い少年僧に退治され、その骨は運河に投げ捨てられました。
という・・・なんともホラーなこのお話。
怖いでしょー?三姉妹びびる、そんなとこ行きたくない。そらそーだ。
でも
このお寺で一番の賑わい!!そしてこの明るさ!!華やかさ!!!
メー・ナークさんはとても美人なようです。
肖像画がたくさんあり、美しいドレスやお花がたくさんお供えされていた。
参拝方法がわからないので、遠目でみなさんの様子を見ているだけにしましたが、こちら一途なメー・ナークを参拝することで恋愛運アップに効果があるとのことです。
そしてこちら。
ピカピカに光る神々しい木。
この木の幹を指でゴシゴシこすると宝くじの当選番号が浮き出てくるんだって!!!
みんな、オイルのようなものをぬって、ゴシゴシとそれはそれは真剣にやってました。
見えたのかなー?
境内には宝くじ売りおばちゃんがたくさんいたよ!!
参道??には占いの館みたいのもたくさんあってほんとに地元の人にぎわってた!!
ビビりながらついてきた三姉妹。
三女が最後に一言
「怖くなかったね。赤ちゃんいなかったね」
気になってたのね、赤ちゃんも幽霊になったか・・とか。
いたよ、赤ちゃん。メー・ナークさんが抱っこしてたよ。
ほら。
拡大画像は見せないでおきます。