From 台湾 with many thanks♪

2021.4 台北に引越して来ました(2017.12〜2021.4バンコク) 子育て・観光の日常生活を日記に 何かのお役に立てれぱ♪

海外の日本人学校から受験する話

世の中、たくさんの人がいて、たくさん家族があって、それぞれ考え方がある。

 

私が見てきた色々な家族の考え方を少しだけお話。

 

面白いな〜って思うの。

 

 

 

子供が小さいと気にしなくていいことも、子供が大きくなるにつれて、すごく大きな選択になる。

その子の人生を変えちゃう可能性もある。

可能性どころか…完全に変えちゃってるよね。

 

本当に悩ましいです。

正解がわからないし、確かめようがないから。

もしこっちの道を選んだらこうなってた…ってのがわからないもん。

 

でも、良い経験出来てるはずってのは信じたい。

 

 

2020年、コロナでいつも以上に大変だった。

来年度はこうじゃないことを心から願う。

 

お友達も本帰国または先行帰国を決めて、11月から続々とバンコクを去っていく。

 

「もう会えないかも〜、もし緩和されていたら2月や3月にバンコク戻って来たいな〜バイバーイ」

という感じ。

 

 

バンコクから日本の高校を受験するお話


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まず一般的に、バンコク日本人学校のレベルは高いと言われていて、内申点が取りにくいと言われている。(実際優秀な子は多い、そうでない子との格差が大きいと感じる)

 

そこで中学入学前にお父さんを残して母と子で帰国する家族もいる。

 

帰国する地域によっては、中学受験する子も多くその為の進学塾がバンコクにはたくさんある。

 

 

次に中1中2終わりでも同じことが起こる。

(帰国してから2年以内という帰国生受験を利用出来るメリットもある)

 

中3の途中で帰国辞令が出たら、受験出来ないから…(中3の2学期から編入しても成績がつけられない)

 

多くの会社は、多少は子供の学年を考慮してくれるだろうけど、会社は子供の為に駐在させているわけではないからね…

 

 

2020年、今年特に多そうなのが、中3の2学期に受験に合わせて家族だけが本帰国するバージョン。

 

 

下の子たちは、バンコク日本人学校退学して、日本の小学校・中学校に編入する。

(我が家は次女が6年生で延期になった修学旅行が1月にあり、卒業もさせてあげたいのでそれは避けたかった)

 

 

中3生は、バンコク日本人学校の学費を払って3学期は登校しないで勉強し、日本で受験する。

卒業式には参加出来ないがバンコク日本人学校の卒業証書を貰う。

 

この方法は、帰国する市町村に問い合わせが必要でそれぞれ対応が違うだろうけど、受け入れられることが多い。

バンコク日本人学校的には、受験の日を挟んで前後何日かは出席扱いになるので、卒業に支障もない。(今年は特に2週間隔離の分も全て出席停止扱いで欠席にはならない)

 

 

いつもなら、受験生に合わせてLCCなどを使って日本とバンコクを何度も往復するなんて話もよく聞く。

 

下の子たちは連れてったり、バンコクに置いてお父さんと1週間暮らしたりとか。

 

私立高校とか受験が早めに終わった中3生は3学期はのんびり暮らして、最後の旅行なども楽しんで卒業式を終えて日本に本帰国(というのが今までの常だった…)

 

遅い時期の公立高校受験を目指す子は卒業式は諦めることもある。

 

ここでもお父さんはまだ駐在という家族が多い。

 

 

 

駐在、もしくはバンコクで働いていて帰国の予定がまだまだない家族の場合

 

如水館高校

バンコクのインターナショナルスクール

・近隣国の高校(早稲田シンガポールとか)

・日本の寮ある高校

通信制高校

・タイの現地高校(タイ語が必要)

 

というような選択肢がある

 

寮がある高校は日本全国、本当に色んな場所にあって、公立高校でも寮がある場合もある。

 

ただ、公立高校の場合、病気になったら、親もしくはそれに代わる人が迎えに行かなければならない場合もあり、要確認。

 

バンコクで受験出来る私立高校もあり、そういう高校選ぶと帰国せずに受験出来るうえに、早目に進路を決定出来て、日本とバンコクを往復する手間も省けるし、結構メリットがある。

 

 

ただ、学費&寮費はめちゃくちゃ高い…

その分 手厚く世話もしてくれて、両親が海外在住の生徒へ理解も大きい。

病気の場合も寮母さんが病院に連れて行ってくれたり。

 

今年はコロナの影響でバンコク受験中止の学校もあり、逆にオンラインのみで受験出来る高校もあった。

 

 

日本に家がある家族は、すっとそこに戻ることができる。

 

 

持ち家がなかったり、お父さんの次の赴任地がわからない場合、先に母子が帰国する場合、お母さん側の実家近くを選ぶことも多い。

 

その場合…

お父さんが帰国しても単身赴任ってことになっちゃって、随分長い間、母と子だけの生活になっちゃう場合も多々。

 

寂しいね。どっちも。

 

そうかと思えば、子供が中2や中3からバンコクに来る家族もあるんだよ(少数ではある)

 

 

おもしろいなーーーーーと思うの。

何を重視するか、何を大切にするかは家族によって本当に違う。

 

どれが良いとか悪いとかじゃなくてね。

 

家族で話し合って、全員が納得する形ならきっとうまく行く。

もし何かあっても頑張れるとおもう。

 

頑張る!

 

 

段々と色んなお別れも近づいて来ています。

やりたいことやらないと。

やってるけど。

 

 

 

ひとつ言えることは…

塾も学校も関係ない、頼りになるのは自分の家族だけです。

 

他の家族も全く参考にならないです(笑)

境遇が違い過ぎるから。

話聞くのが面白くてみんなすごいなーーーって思うけどね。

 

家族大事。

簡単に行き来出来ない今、家族が一緒にいることが大事だな、と我が家は思った。